書道分野


草津 祐介(くさつ ゆうすけ
 芸術・スポーツ科学系 美術・書道講座 書道分野 准教授。
 東京学芸大学中等教育養成課程書道専攻卒業。同大学院総合教育開発専攻修了(修士(教育学))。同大学大学院連合学校教育学研究科にて論文提出による学位取得(博士(教育学))。2年間中国の華東師範大学に国費留学。
 学部の卒業論文では、中国の清時代の阮元という人の書論について、経学と関連させて分析し執筆しました。大学院(修士)では、「幕府」という私的な学術研究集団に注目し、阮元の幕府のおこなった学術研究の研究をしました。その後、2013年に中国(中華人民共和国)で『中小学書法教育指導綱要』という教育法規が発行されてからは、中国や韓国の書教育に興味をもって研究を進めています。現在、外国と日本の書教育の比較と中国の書教育史に興味をもって研究を進めています。博士論文では、中華人民共和国建国から現代に至る小学校における書教育の教育法規の分析を中心におこないました。
 作品は、画廊での個展、日中韓の国際交流展、グループ展を中心として発表しています。


業績