作曲研究室
山内 雅弘(やまうち まさひろ)
作曲は本来、自由な精神にもとづく創造行為ですが、それを良いものにするためには和声学や楽式論といった理論的なアプローチも必要となります。理論と実践の学習をバランスよく進めていってくだい。演奏する場合にも和声の知識や曲の分析が役に立つはずです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1960年仙台市生まれ。1986年東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。シルクロード管弦楽作曲コンクール入賞、日本交響楽振興財団作曲賞入選(第17回、第23回)、文化庁舞台芸術創作奨励賞(合唱曲)。第16回朝日作曲賞を吹奏楽、合唱曲の両部門で同時受賞。第2回東京佼成ウインドオーケストラ作曲コンクール第1位、第21回芥川作曲賞。作曲を本間雅夫、北村昭、八村義夫、南弘明、松村禎三、黛敏郎の各氏に師事。現在、日本現代音楽協会理事、日本作曲家協議会副会長
代表作に「架空の伝説のための前奏曲」(2006年全日本吹奏楽コンクール課題曲)
女声合唱組曲「天使のいろいろ」、「宙の形象 ピアノとオーケストラのための」などがある。