声楽研究室


嶋﨑 裕美(しまざき ひろみ)
私は、学部は表現教育教室に所属していますので、音楽科教室の授業を担当していませんが、教職大学院では音楽教育サブプログラムの授業を担当しています。音楽は、ある時代と地域により生まれる様式によって作られているため、作品を味わったり、演奏したり、研究するためには、まず、その様式を知ることが必要です。その様式に則った音楽を理解し、どのように実践されてきたかを知ることはとても意義深いことです。
表現教育教室では、芸術作品の様式をおさえた上で、現代に生きる我々が、それをどのように表現するかを考えていきます。また、芸術・表現について、制作活動などを含め実践すること、それを支援すること、芸術・表現に関わる知見を教育に活用することを学び、それらの中で自分がやりたいことは何か?を探していきます。私の卒業研究ゼミには、音楽に関わる芸術・表現に興味を持つ学生が、2年間にわたり、3、4年生合同で互いに切磋琢磨しながら、研究を続けています。
教職大学院では、歌唱・歌唱表現の歴史と授業づくりに関する授業をしています。
 
東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。オペラ、オペレッタに出演するほか、東京フィルハーモニー交響楽団などのオーケストラにソリストとして出演。CD「オリンピアの嘆き」をリリース。日本演奏連盟会員、日本声楽アカデミー会員。


業績