音楽科教育学研究室


森尻 有貴(もりじり ゆき)
音楽心理学に関連した音楽教育の研究に取り組んでいます。近年は、演奏上達過程、演奏評価、演奏不安などの研究が主です。また実践的な内容では、イギリスの音楽教育の視点も取り入れて授業を行なっています。英語圏の研究論文や書籍などの購読を通して、世界の音楽教育研究や音楽教育の実践に目を向け、共同研究等で日本、イギリス、エジプト、ブラジルなどの研究チームと一緒に研究や開発を進めています。
 
東京学芸大学大学院修了、お茶の水女子大学大学院(博士後期課程)中途退学。UCL Institute of Education, University of Londonにて博士号取得。国立研究開発法人産業技術総合研究所、協力研究員。主な論文に“Decisions on the Quality of Piano Performance: Evaluation of Self and Others.” Frontiers in Psychology (https://doi.org/10.3389/fpsyg.2022.954261), “Impact of Creative Music Making and Improvisational Approaches for Non-Music Specialists: A Case Study in Teacher Education in Japan.Asia-Pacific Journal for Arts Education (https://www.ied.edu.hk/ccaproject/apjae/Vol19_No2.pdf) 等がある。


業績