●雨と聞くとみなさんはどんなことを思い浮かべますか。 ●ザーザー、冷たいなど、耳や肌から伝わる感覚でしょうか。洪水によって被害を受けたこと、雨のおかげで水不足が解消したことを思い出す人もいるかもしれません。住んでいる地域、かかわっている仕事によっても想像することは人それぞれ異なるようです。 ●雨は身近な存在ですが、とても大きな力を持っています。時には猛威を振るい、私たちの暮らしに大きなダメージを与えます。一方、私たちの暮らしに欠かせない水を供給し、日々の生活を支えてくれています。 ●この企画展「雨展〜あらぶる雨・めぐみの雨〜」では、これまで博物館の企画展などでもとりあげられることの少なかった「雨」について、「あらぶる雨」と「めぐみの雨」に注目し、新たな工夫をとりいれた方法で紹介します。 ●ナビゲータは、カミナリとともに天空から舞い降りてきたアラドラゴ、メグドラゴほか、7人の雨の神様たち。それぞれがもつ得意な技や表現で、雨の特性、雨の科学、雨と暮らし、雨と防災など、様々なトピックをとりあげて見せてくれます。 ●みなさんがふだん見ているのとは違った視点から、雨の不思議に迫ります。