しじみの町
松江の宍道湖の周りは
昔からしじみ漁で栄えていました。
今、しじみの漁師をしている方達は
代々漁師の家系。
漁の方法としては
手掻き と
底引き があります。
お父さん、おじいちゃんから漁の方法を、
お母さん、お婆ちゃんからしじみの選別方法を習います。
とくに、しじみの中身が入ってるか、入っていないかを
瞬時に聞き分けることが出来る
職人技には驚かされました。
「すぐに聞き分けられるようになるよ」
と優しくおっしゃって下さいましたが、
私には一生無理な気がします。。。
話は戻りますが、
地域の産業は家族の年長者から若者へと受け継がれてきたもので、
「しじみ」という生業を軸に受け継がれていくそのひとつのサイクルが、
現在も続いていると思うと嬉しいものです。
各地域には、
松江のしじみのように
人から人へと生のコミュニケーションによって
伝わっている情報がたくさんあるのではないかと思いました。
今回は、宍道湖を眺めながら
しじみ漁を撮影していましたが、
宍道湖の光の反射がとてもキレイで、
ずっと見ていても飽きませんでした。
嫁が島という宍道湖内に
浮かぶ島に夕日が当たる瞬間もとてもきれいでした。
キラキラとは
まさにこのことですよー。