温故知新の「鶏卵堂」
益田では、知る人ぞ知る老舗「鶏卵堂」さん。
物心ついたときから、私も鶏卵饅頭を食べてきており、
鶏卵堂が個別に契約している新鮮なたまごと、
ほどよい甘みのカスタードとの相性はばつぐん!
今では、お土産に持っていって人にも配るようになりました。
そんな大好きなお饅頭ですが、今回取材をしてみて、
鶏卵饅頭には、職人さんの想いがぎゅっと詰まっていることがわかりました。
「1つのことを続ける奥深さ」
現代では、何にでも新しさを求めようとしてきていますが、
大切なものを変えずに守り続ける
努力は相当なものだと思います。
歴史のあるお饅頭なら、
尚更です(お客さんは味の変化には敏感ですからね)
ずっと同じ味を維持し、
おいしいおまんじゅうを作り続ける
ということは、1つの地域の歴史でもあるのだなということを感じました。
社長の原田さんと娘さんとの
これからの「鶏卵堂」さんにも期待です。
ちなみに、今回は、できたての鶏卵饅頭をごちそうになりましたが、
できたてのおいしさはまた格別で、
月並みな表現ですが、ほっぺたがとろけました。
もちろん冷えてからでもおいしい工夫がされている鶏卵饅頭ですが、
益田市に来る際にはぜひ、本店にも足を運んで、
50年の歴史を持つ、昔ながらの変わらないおいしさを召し上がってみて下さい。