人情電車、一畑電車

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人情電車、一畑電車

以前映画化された「Railways」という電車マンの映画をご存知ですか?
何を隠そう、、あの映画のモチーフとなったのが
一畑電車なのです。

あと、ジブリ映画「千と千尋」の中で
出てくる電車も一畑電車のデハニ系電車です。
雲州平田駅の駅長、田中さんから
宮崎駿監督がスケッチをしにいらっしゃったというお話を伺いました。

この田中さんも
非常に素敵な駅長さんで、
絵に描いたような地域に愛される駅長さんです。

デハニ系電車は運行はされていませんが、
駅に行けば展示がされており、
見ることが出来るようになっています。

一畑電車の魅力はたくさんあります。

一畑電車は、
都会の電車のように、テレビはついていません。
でも、窓から湖、山、田舎の素敵な景色が見えます。

車内もそこまで新しくはありません。
しかし、使えなくなったからと言って
すぐ捨てたりはしません。
丁寧に、丁寧に修理をして、
また使えるように息を吹きかえらせます。

時間は大切です。
次の駅でお客さんが待っていますから。
でも、遅れているお年寄りさんがいれば、
みんなで手を貸す優しさを持っています。

運転士とお客さんは
顔見知りです。
一畑電車を利用すると、
ただ電車に乗るという感覚にはなりません。
そこには必ず、人を感じます。

松江で生活をしていると
都会で生活していては
そこに見えてこなかったものを
感じることが出来ました。

小さいながらも、
それは人が人間らしく生きていく上で
とてつもなく大事なものだと思います。

松江に起こしの際は、
ぜひ一畑電車を使ってみてください。

宍道湖の見えるレトロな地域の電車、
なかなか良いですよ。





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