お城と灯りのナイスマッチング!松江水燈路

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お城と灯りのナイスマッチング!松江水燈路

武家屋敷が残る城下町、松江。
9月から10月の土日にかけて、
お堀の周りがライトアップされる、松江水燈路というイベントが開催されます。

ライトアップと言っても、
人工的なものではなく、
市民が丁寧に文字や絵を描いた
手作り感あふれる行灯が何百個も並びます。

歩きながら、
市民のメッセージを読むのも
また違った面白さがあります。

また、このイベント期間中、
夜神楽(よかぐら)が行われたり、
屋台が出たりと、
町にも活気が出ます。

そういった、
多くの人に関わるイベントの背景には、
必ず多くの人が陰の立役者として関わっています。

ある日の夕方、
私は撮影をしに散歩をしていました。

すると、
トラックを運転し、
行灯を道に何個も並べている人の姿が見えました。
よくよく見ると、それは小玉さんでした。

まだ秋と言っても陽が照っていて暑い中、
一生懸命並べては次の場所へ移っていかれました。

そして、夜、
イベントがとっくに終了した時間、
帰ろうとすると、今度は
一生懸命片付けをしている
小玉さんに出会いました。

もちろん、仕事ということもあるかもしれません。
しかし、小玉さんが嫌な顔をせずに
準備や片付けをしている姿をみていると
それだけではない何かがあるのだな
ということを感じました。

地域のイベントを盛り上げたいという想いを
実行している姿は、
こちらとしても非常に誇らしかったです。

これから先も、
この水灯路イベントが続いていくことを期待しています。